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ほとんどの女性は35歳から65歳の間
にカラダの変化 を迎えます。規則正しかった月経がだんだんと不規則になり、月経がなくなる(閉経)前後の時期を更年期と呼んでいます。この時期は、卵巣から分泌されるホルモンの状態が、成熟期から老年期へと変わるときなので、月経の異常が起こりやすくなると同時に、様々な身体的、精神的な違和感があらわれやすくなります。更年期障害は人それぞれ、また日によって現れる症状が異なります。アーユルヴェーダの体質別に表してみると;

ヴァ−タ
タイプ
  不安、神経質、貧血、足の痙攣、頭痛、イライラ、気分の変動が激しい、皮膚・爪のひび、不眠、体重減少、性欲減退、膣の乾燥、膣組織の衰え、便秘による腹部の膨張、月経周期が不規則、家庭環境や友人関係に不満を感じる(時々その関係を壊そうとしてしまう)
ピッタ
タイプ
  怒り、イライラ、短気、敏感、異常な紅潮、ニキビ、皮膚病、抜け毛、異常発汗、無力感、月経周期が頻繁で過多月経
カ パ
タイプ
 
むくみ、疲労感、倦怠感、体重増加、極端に感情的、乳房が張る、異常に睡眠を欲する、コレステロールや中性脂肪の高値が目立つ、子宮筋腫


体 験 談


約3年前、自分の月経がいつもと違うので、ある種の不安が生じた。乳房が張り敏感で、月経は3ヶ月遅れていた。最初私は妊娠したのではないかと想像した。しかし47歳の今、子供を産むことには私も主人も少し戸惑いがあった。また自分の家系で、人生の後半に子供を授かった夫婦がいた為、私自身特に不安にかられた。

妊娠のことで頭がいっぱいになっていた調度その時、生理が突然始まった。しかも相当つらい生理だった。妊娠は勘違いであったが、その後、自分の顔が紅潮し始めたのをきっかけに、あの時の月経異常が更年期障害の前症状であるということがわかった。
私は母に電話してアドバイスを求めた。母の時代には更年期障害という言葉さえなかったそうだ。当時の診療所では「病気」と診断されて、総合ホルモン剤や鎮痛剤、抗うつ剤、筋肉弛緩剤、アンフェタミン(覚せい剤)のような副作用の危険性がある薬を処方されていた。母の場合、更年期に突然の症状や不安に陥ったという経験も無く、67歳まで通常の月経が続いたという。恐らく私は、度重なる旅行やストレスでヴァ−タが乱れたのだろう。母は私に更年期障害に効果的なハーブオイルマッサージを勧めてくれた。

更年期障害の原因

女性ホルモンの低下
消化、脂肪やホルモン代謝が低下
コレステロール等の脂肪の蓄積

アーユルヴェーディック・ハーブ

更年期障害に効果的なハーブは

アシュヴァガンダー 
シャーターバリ 


魅力的な更年期を

更年期は女性にとって素晴らしい時の訪れです。人生においてやり残してきたことが出来る最高の時期と言う事ができるでしょう。多くの女性は子供を育てるために長い年月を費やしてきました。今度は自分のために、残りの人生を楽しむことが出来ます。また肯定的に捉えると、生理痛から開放され、子宮内膜症や子宮筋腫を患うこともなくなります。
アーユルヴェーダはこのように全てを楽観的に捉える智恵であると言う事ができます。







 
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